村上料理長さま!
2009年 07月 31日
ビーフシチューはこのレシピでなければ作らないので、寒い時食べたくてもお預けだったのです。(ワン! 笑)

昨日アップしたリッツ パリつながりで、帝国ホテル料理長でいらっしゃった故 村上信夫さんの本です。確か村上料理長さんもリッツ パリで数回お勉強されたのだったと思います。
わたくしどもはこの位でやりますけれど、ご家庭でしたら〇〇位でいいでしょう~
と言う風に村上料理長さんが優しく語りかけてくるこの本。
内容は古くても新しく、まるでバイブル! もう手放せないのです^^
その昔、名古屋で開かれた特別講座に持参し

素敵なサインをいただきました。
いや~、今日は東京から新幹線に乗りましてね、帝国ホテルの車内販売サンドイッチをいただきながらまいりました。。なかなか、これがイケルんですよ~^^
こんな始まり方だったのをよく覚えています。
ピンクの紙がその時のものですが、平成2年となっています(ジリジリっと汗)
当時の新幹線の食べ物サービスは「この列車は〇〇が行います」なんてアナウンスがあってJRパッセンジャーサービスじゃなかったですよね?(確か帽子をまともな位置につけないのがイケテると思っているお嬢ちゃんがワゴンを押していた時代・・・わかる方はかなり古い??笑)
いえいえ、当時専務取締役でいらしたのですけど、その愛社精神に面食らったものです。
肝心のクラスは
ベルサイユ古典料理 マリーアントワネットが好んだ料理
なんて言うもので、初めて見るリードヴォーを使ったり、なんとトリュフやフレッシュフォアグラも!
それにデザートはクレープシュゼット・・・。
あれれ、書いていて思い出しました。先日アップしたリッツのデザートにクレープシュゼットが乗っています!
奇遇ですね~☆
アシスタントにつくのが愛弟子で名古屋で第一線の立派なコックさんですし(この頃の言い方シェフじゃないよね)、この道を志す若手が大勢白いコック服で後ろに緊張の面持ちで立ったままズラ~~~~~!
眼に焼きついた光景です。
それともう一つ忘れられませんのが、
帝国ホテルでトリュフが乗ったお料理が出てきたら一枚千円の計算でだいたい合っているのですよ。何枚かのったお料理が出てきたらその枚数をかけて頂ければいいわけです(笑顔)
うーーーむ、その後数十年になるわけですが、テレビでゴチになりますなどがあっても合っているのだ、それが!
この秘密の掛け算は、バブルの時代も不景気なこんな時代でも不滅のように感じるのです。
お亡くなりになってもまだ私の中に生き続ける村上料理長さまなのでございます。
▲ by skipelf | 2009-07-31 23:59 | ご挨拶・私のこと | Comments(4)