嘯月(しょうげつ)

三月、明るい陽射しの月初め。
書くこといっぱいあるのになかなか進めない【2016京都 早春】記事です。
ちょっと熱く長めです。




気になっていた和菓子屋最高峰と聞く嘯月さん。

「一度いただいてみたいけども、、、」
と思っていたら、わが友たちの決断は早いっemoticon-0104-surprised.gif
背中を押され電話予約のワタクシ。

「その日出来るものをおまかせで全種、〇名分」
菓子名もわからずに注文するなんて初めてのことです。

受け取り時間に合わせて作ってくださるようで大体の時間も伝えました。
何事も経験です^^


中心街から少し離れたエリアにあるお店までタクシーで。
途中、高級住宅街になり(近辺に某女性下着メーカーの会長さんのお宅もあるとか)、
お店は、全く静かな住宅街の中に凛とした雰囲気漂わせありました。

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小豆を焚く深くいい匂いが漂っています。

店内はお渡しスペースのみで、お見本などもありませんでした。



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大切に平らにして持ち帰ったつもり
(一番元気よく腕振っていたよ ハニ丸談 汗)


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上等な小豆が腕の良い職人さんに丁寧に丁寧に、、
息遣いも感じるように作業され感性でも味わう和菓子

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そこには気品さえ感じ、味わいは繊細で小豆が花開いたように感じました。

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きんとんや、有名という山みちはもちろんですが、
意外にも、じょうよ饅頭・うぐいす餅はこんな風に出来るものなのかと衝撃を受けました。





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さて、あれから半月経ち、この写真が心に強く焼きついた今、
嘯月さんがおやりになっていることの意味がやっと理解できたような気がします。
箱を開けたとき、思ったより地味で残念だったこと、、

この日は、お箱通りのこんな日だったんです!


最高のお材料、技と心で

和菓子を通して【京のこの日】一期一会を表現なさったのではないか、

菓匠はこの箱を額縁にし、お客に魅せていたのではないかしら。



おまかせの完全予約制 も
個別プラケースに入れない ことも、
ここまで任せられなければこの世界感は伝えられませんもの。
お商売のスタイルの違いで季節を表すお菓子が美しい高級店もピンポイントでの表現は難しいのでは。




この日は急に暖かくなった前日から一転し、
天気予報もいっぺんに10℃下がって冬に逆戻りという特異な日でした。

日中はどんより、時に黒い雲からパラッときましたが傘を差さなくても良いくらい。
場所によっては雪だったのでしょう。
そう、雪という雪ではなく、降ってもチラッとこんな感じ(菓子:真ん中 きんとん あわゆき

そろそろ雪も終わりねぇ(菓子:右下 ゆきわ

山道はまだ草も生える前、早い花木が先初め(菓子:右上 山みち

だけど、梅が三~五分咲き。けっして満開ではない(菓子:左上 梅ヶ香

そして、二月はうぐいす(うぐいす餅


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前日の京都御苑の梅
どうでしょう、お菓子のイメージに似ていませんか?^^


私は作者からこう受け取りました。


これは和菓子屋さんで私の経験上なかったことです。

この経験はちょっと忘れられません









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by skipelf | 2016-03-01 11:13 | 2016 京都 早春 | Comments(0)  

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